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建物の壁面を有効利用した【外壁設置型太陽光架台】

太陽光が常時降り注ぐ場所は屋根だけでなく建物の壁面もあります。外壁や壁に沿って垂直に立てた架台に設置する太陽光発電設備があります。太陽光エネルギーを十分に活用できるのであれば屋根面だけでなく他の場所にも設置して、自然エネルギーを余すことなく利用したい、という要望を受けて開発した太陽光架台です。

※本製品はお客様(設計者様)からのご依頼で製作した製品です。弊社の自社製品ではありません。本品の製作をご依頼される際は設計図等をご用意願います。

 

■壁面直接設置型太陽光架台

太陽光発電設備を外壁面へ直接取り付ける際は、建屋の構造体がH鋼や断面の大きな角パイプや鉄骨材で構成されているかどうかを確認します。

太陽光モジュールや鉄骨架台等の重量物を固定する必要がありますので、建屋の構造が1.6tや2.3tの60×30のCチャン胴縁や小断面鋼材では構造的に問題があります。

建屋構造のH鋼や角パイプにボルトを取り付け、壁面から出したボルトに特殊金具や架台レールを設置して太陽光モジュールを取り付けます。

太陽光モジュールは筐体ボルト締めに加えて、太陽光モジュールを下支えしつつ押えて留めるオリジナル設計の金具で固定します。尚、具体的なやり方は各物件毎に異なります。

 


■垂直架台設置型

壁面に沿って基礎コンクリートを必要箇所に打設し、基礎から出したアンカーボルトに鉄骨支柱を固定し垂直に立てます。

軽量で丈夫な架台ということで、横桟は3.2tの高耐食性鋼鈑をリップ型にベンディングした孔開けレールを設置します。この横桟に太陽光モジュールを設置していきます。

太陽光設備の転び防止や転倒防止のために立てた支柱を建築物の構造体(H鋼や角パイプ等)とつなぎます。壁面に穴を開けることになりますので防水対策は十分行う必要があります。

 

作業鉄柵があり、ステージが広い仕様の作業車やバケット車を使用して架台設置作業を行います。

太陽光モジュールの施工も高所作業車を使用します。高所での取付作業は危険を伴いますので、二人が作業でき尚且つ工具や太陽光モジュール数枚の荷重に耐えうる高所作業車が必要です。また必ず安全帯をバケットや鉄柵等に掛け留めた状態で作業を行います。

 

■建屋構造と環境配慮

 

モジュールを取り付ける壁面の架台は重い鋼材です。太陽光モジュールも重量物です。太陽光発電設備を支える建築物の構造が脆弱である場合には設置は不可能です。システム設計時には構造計算を行い、現場調査で詳細確認を十分行うことが肝要です。

また、建物の屋上だけでなく、壁面にも太陽光発電システムを導入という有益な考え方がある一方で、太陽光モジュールからの周囲への太陽光反射による光害発生の可能性があることも考慮すべき点です。


※「外壁設置型太陽光架台」は非住宅用・産業用に限定しています。一般住宅及び個人所有物件への設置は行っておりませんのでご了承ください。

※レッカーや高所作業車が常時駐車停車しての作業となります。作業スペースの確保や非住宅街であることが前提となります。H形鋼を支える基礎の打設可能なスペースも必要条件となります。

※太陽光用設備架台の納まり図、施工図、部材単品図等の設計図は、受注後の作成となります。お問い合わせ時や御見積時の作成、ご提供はいたしておりません。

※当社では太陽光パネルは販売していません。パワコン等の電設機器の取り扱いはございません。金属製品のみの製作となります。