株式会社竜洋の歴史
会社設立初期
創業の原点
大正15年より受け継がれるものづくりの心
私たちの歩みは、大正15年(1926年)、屋根の端につける金型などの板金工事を、すべて手作業・受注生産で行っていたところから始まります。
熟練の職人技を活かし、ひとつひとつ丁寧に仕上げるその姿勢は、現在にも脈々と受け継がれています。戦前には、学校用のストーブの製作も手がけるなど、時代のニーズに応じた多様な製品づくりにも取り組んできました。「ものをつくって、お客さまに喜んでもらえることが何よりの喜びだった」と語る先代の想いは、創業当時から変わることのない私たちの原点です。
会社設立中期
時代とともに、手作業から機械作業へ
需要の変化とともに、受注内容も少しずつ変わっていきました。ある程度まとまった数量のご依頼をいただけるようになった頃から、私たちは効率化を視野に入れ、手作業中心だった製造工程を段階的に機械化へとシフトしていきました。そして2010年代の太陽光発電の普及などにより、その関連設備の需要が急増。あわせて、大型物件からの板金加工のご依頼も増え、新たな転機を迎えます。
これまで長年お付き合いいただいているお客様との仕事は大切に続けながらも、より多様で大規模なニーズに応えるべく各地に工場を開設。大型製品にも対応可能な体制を整え、私たちはさらなる進化を遂げました。
現在も本社工場内に保存されている、初期のベンダーです。
そして、現在へ
現在から未来へ
誰もが働きやすい、持続可能な職場づくりへ
私たちは、深刻化する人材不足への対応として、製造現場のデジタル化・自動化・オートメーション化を積極的に進めています。重たい部材の取り扱いなど、身体的負担の大きい作業には、女性でも安心して対応できるようロボットの導入を進めるとともに、外国人スタッフの受け入れも実施。多様な人材が活躍できる環境づくりを目指しています。さらに、間接部門においても労務管理や業務の効率化を図るため、デジタルツールを導入。作業の簡素化や情報共有の円滑化を通じて、残業の削減にも取り組んでいます。
「働きやすさ」と「生産性」の両立を追求しながら、これからも時代に合った柔軟な体制で、持続可能な未来へ向けて歩み続けます。
「働きやすさ」と「生産性」の両立を追求しながら、これからも時代に合った柔軟な体制で、持続可能な未来へ向けて歩み続けます。