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切る/シャーリング

金属の板を必要なサイズに切り出す事を「シャーリング」といいます。せん断加工ともいいますが、反りや返りを出さないで切ることが可能なシャーリングマシンを利用しています。板厚3.2mmまでは油圧式の大型シャーリングマシンでせん断し、それ以上の板厚の材料はレーザーを利用しています。

油圧式の機器での切り出しを私たちはシャーと呼んでいますが、年間ですと相当な枚数をシャーリングしますので機器のメンテナンス、刃(金型)の交換は欠かせません。最長6mの板材がシャーリングできます。

 

開ける・切り欠く/タレットパンチプレス加工

シャーは直線切りのみなので、金属板に正円、長穴、四角などの穴を開ける際にはタレットパンチプレスを利用しています。私たちはタレパンと呼んでいます。高速のタレパン機器を使用し、高精度で生産性の高いパンチング加工を施します。

CAD/CAMで作成したNCプログラムを機械に読み込ませ、金型で打ち抜き加工を行います。要望される形状とXY寸法の金型はほぼ取り揃えています。タレパン加工可能板厚は2.3mmまでです。

それ以上の板厚の金属板はレーザーを利用しています。シャーと違いデータを作成する必要がありますが、手作業では不可能な加工やケガキが不要という利点があります。

 

開ける・切り欠く/レーザー加工

金属板が2.3mm以上であったり、手作業やタレパンでは不可能な複雑な形状の穴開けや切り欠きが必要な場合に使用するのがレーザーです。CO2レーザーとファイバーレーザーの2種類のレーザーを素材や設計に応じて選択しています。鋼板、ステンレス、アルミなど、さまざまな素材への加工ができます。

 

3次元レーザーを導入したことでL寸12mまでの長モノ材料の加工が可能になりました。鋼管は400φ、角パイプは300角までの材料に穴開け、切り欠き、特殊加工が可能です。

H鋼の穴開け、勾配を付けた傾斜切断、部分切り欠き等の加工行います。高い精度で 梁や間柱用のH鋼の製作を行います。

 

マザックレーザー加工機ファブリギア【Mazak-3DFABRI-GEAR400II】

400φまでの鋼管、300角の角パイプの加工をはじめとして、溝型鋼やC鋼などの鉄骨材の切断・穴開け・切り欠き専用の機械を導入しました。マザックの3Dファブリギアー400Ⅱというレーザー加工機です。最長12mの長い材料の加工ができます。レーザーヘッドが3次元稼働してくれますので3DCGソフト描いた湾曲部や婉曲部への加工が実現します。

 

 

マザックファブリギア加工動画(竜洋第二工場設置機)

 

マザックファブリギアで加工したH形鋼

 

バイカルレーザー加工機【BAYKAL/BLS-N 12025/4000】

4KWのパワーで厚物鋼鈑を加工します。ステンレスとアルミは12mm。鉄なら20mmの切断能力を持っています。12m鋼板をシャーリング・穴開け・切り欠きしてくれる加工機です。薄物板金加工作業の工数削減に大きく貢献するマシンです。

以下の動画は「BAYKAL/BLS-N 12025/4000」を使用して1mmの薄物鋼板をレーザーカットした動画です。

扉を開けたままでは機器がスタートしませんので、のぞき窓から撮影しています。画面が黄色なのは、レーザー加工時に発生する光が波長によっては人体への影響があるので、危険を防止するために機器ののぞき窓に黄色の透過素材が貼られているからです。

複数枚の鋼板を並べて、次々に穴開けやカットをしました。大体の位置に鋼板を置くだけで3点位置を採って鋼板の位置を認識し、必要な外周形状と必要な孔位置をレーザーカットしてくれる優れものです。

レーザー加工部の筐体は新幹線のような外観と電車内のような内観です。筐体部が12m以上あり、加工を終えた鋼板材料を出し入れする部分が12m以上ありますので、全長約25mの長さを有しています。

建築・建設関連部材の長尺屋根部材や長尺壁材などの加工をしています。デザイン的に溶接できない、溶接したくないという設計者の考え方で設計された建築物の部材製作依頼をお請けしています。素材はステンレス、メッキ鋼板、黒皮、アルミなど、さまざまな鋼板の加工が可能です。