
通称「タレパン」と呼ばれているプレス機器の一種です。弊社には4台のタレットパンチプレスマシンがあります。鋼板に穴を開けたり、突起を作ったりする目的で使用します。円形や四角状の金型をタレットホルダーに設置して板金の打ち抜き加工をします。プログラムにより作業テーブルの上を鋼鈑が自動的に移動して次々と打ち抜き加工を行ってくれます。多品種少ロット製品を製作したい場合、打ち抜き金型を起こすのはコスト高になります。しかし、タレットパンチマシン専用の多種類のパンチとダイの組み合わせによって多様な形状の打ち抜きが可能なため、コストを抑えた製作ができます。
EMZ3610NT/タレットパンチプレスマシン
PEGA367/タレットパンチプレスマシン
弊社がタレパン加工する材料は、鉄、ミガキ、酸洗材、カラー鋼鈑、ガルバリウム、SPCC、SPHC、SEHC、SGHC、ZAM、スーパーダイマ、ステンレス、アルミなどさまざまです。板厚は0.27~2.3mmの鋼鈑です。これ以上の板厚の材料はパンチの劣化が早まってしまうので、レーザーにより加工しています。Lアングルなどの条鋼も他の機器で加工しています。
PEGA358/タレットパンチプレスマシン
PEGA357/タレットパンチプレスマシン