通称「タレパン」と呼ばれているプレス機器の一種です。弊社には3台のタレットパンチプレスマシンがあります。鋼板に穴を開けたり、突起を作ったりする目的(エンボス加工)で使用します。円形や四角状の金型をタレットホルダーに設置して板金加工をします。
プログラムにより作業テーブル上を鋼鈑が自動的に移動して次々と打ち抜き加工を行ってくれます。多品種少ロット製品を製作したい場合、打ち抜き金型を起こすのはコスト高になります。しかし、タレットパンチマシン専用の多種類のパンチとダイの組み合わせによって多様な形状の打ち抜きが可能なため、コストを抑えた製作ができます。
レーザータレットパンチ複合マシン(AMADA社製)
EMLZ15AJ+AJ3000
鋼板への穴開けと切り欠きなどをパンチング加工する機能とファイバーレーザ加工する機能が複合した加工機「EML2515AJ(型式EMLZ15AJ)」を導入しました。ファイバーレーザ発振器AJ3000も同時に導入しています。
高速パンチ加工とファイバーレーザ加工を併せ持つこの機械により、歪みのない細かな成型加工が可能となり、いままで以上にお客様のご要望をかなえる製作環境が整いました。
タレットパンチプレス機 AMADA製
EMZ 3510 MⅡ
弊社がタレパン加工する材料は、鉄、ミガキ、酸洗材、カラー鋼鈑、ガルバリウム、SPCC、SPHC、SEHC、SGHC、ZAM、スーパーダイマ、ステンレス、アルミなどさまざまです。
板厚は0.27~3.2mmの鋼鈑です。これ以上の板厚の材料はレーザーにより加工しています。Lアングルなどの条鋼は他の機器で加工しています。